【神奈川県小田原市】生命の星・地球博物館に行ってみた|海を知るために、地球全体を過去から現在まで幅広く知ろう!

f:id:oh_ocean:20190310181025j:plain小田原は神奈川県のほぼ南西端にあり、少し西へ行けば箱根がありながら相模湾に面している地域。有名な小田原城から西へ4キロほど進んだ場所に、「生命の星・地球博物館」があります。

施設名の通り、地球という壮大なテーマをかかげ、地球誕生から現在、あらゆる生命、自然と人間、エネルギーのことなど幅広く展示してあり、スケールの大きさは何度訪れても圧巻です。

この記事では、生命の星・地球博物館の感想・レビューをまとめていきたいと思います。

※この記事で使用している写真は、館内スタッフの許可を得て撮影・使用させていただいております。

生命の星・地球博物館の基本情報(入館料・アクセスなど)

【施設名】
神奈川県立生命の星・地球博物館

【開館時間】
9:00〜16:30(入館は16:00まで)

【休館日】
毎週月曜日*祝日・振替休日にあたる場合は翌平日
館内整備日(8月を除く、原則として毎月第2火曜日、12月・1月・2月の火曜日)
この他の臨時開館日、休館日はこちらから↓
http://nh.kanagawa-museum.jp/event/calendar.html

【入館料】
20歳以上65歳未満(学生を除く) 520円/15歳以上20歳未満・学生(中学生・高校生を除く) 300円/高校生・65歳以上 100円/中学生以下 無料注)現金のみご利用いただけます。

【アクセス・連絡先】
〒250-0031 神奈川県小田原市入生田499
Tel: 0465-21-1515 Fax: 0465-23-8846

生命の星・地球博物館は、箱根登山鉄道 「入生田(いりうだ)」駅から徒歩3分。車だと国道1号線から「地球博物館前」交差点を曲がってすぐです。西湘バイパスからであれば、小田原厚木道路・箱根口ICを降りて5分ほどで到着します。

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生命の星・地球博物館 エントランス

f:id:oh_ocean:20190310180544j:plainエントランスを入るといきなりの壮大さに圧倒される。

生命の星・地球博物館の見どころ

地球の誕生から現在まで、46億年の時間軸を感じる展示!

入り口を入ると、巨大なリアル隕石がドン!ドン!と展示されるエリアからスタート。

わかりやすいパネル説明やイラストとともに、地球の誕生を五感で感じられるつくりになっています。

f:id:oh_ocean:20190310180554j:plainまずは地球の誕生から

f:id:oh_ocean:20190310180603j:plain入り口すぐの足休め映像ポイント。プチ休憩しつつ知識欲を満たせます。

f:id:oh_ocean:20190310181108j:plain映像を見たら、さまざまな成分でできた岩や結晶の展示スペースへ!

f:id:oh_ocean:20190310180612j:plainこれはアートか?珍しい石がきれいに展示されています。

展示テーマを「生命の泉・地球」と謳っているだけあって、地球の歴史と生物に進化・多様性について、時間を追いながら分かりやすく知ることが出来ます。

隕石に続き、次は生き物の展示がはじまります。

f:id:oh_ocean:20190310181152j:plain壁一面にアンモナイト。

f:id:oh_ocean:20190310181205j:plain海から陸に上がる過程が、骨の骨格から読み取れます。

f:id:oh_ocean:20190310181248j:plain陸で生活しやすそうな姿に進化中。

空間を贅沢に使用した圧倒的スケール感の大迫力展示!

1階から3階まで吹き抜けの大きな空間メリットを最大限に活用した展示は、スケールが大きくて大迫力です。どれだけ見てても見飽きることがなさそう。

特に恐竜、動物エリアは小さいお子様も大興奮の空間です。

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みんな大好き、恐竜の迫力展示!

f:id:oh_ocean:20190310181343j:plain空間をフル活用した展示エリア。かけまわる子供たち。空を舞う翼竜の姿も必見です。

f:id:oh_ocean:20190310181356j:plainうわぁ〜!!

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ガオ~!

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飛べ~!

f:id:oh_ocean:20190310180746j:plain道具を使用して生きるサルの展示!生き物どんどん進化中!

と、そんなスケールに圧倒されていると突如現れる昆虫スペース。ここはお父さんたちがテンション上がり気味のエリアです。

なんてったって、展示の仕方が素晴らしい!
アート作品としての貫禄もある超おすすめエリアです。

f:id:oh_ocean:20190310180755j:plain特徴ある虫の形を活かした展示方法で、虫の多様性が表現されています。

f:id:oh_ocean:20190310180805j:plain印象に残るこの展示センス!スタッフさんの熱意がビシビシ伝わります。

f:id:oh_ocean:20190310182026j:plainそして衝撃のNEW展示「マンモスゴキブリ」! すごいものが入るたび、こうして追加されていくのですね。

知識もしっかりと満たしてくれるアカデミックな内容!

展示に圧倒されるばかりでなく、知識欲もしっかりと満たしてくれるパネルや映像が充実している点も、地球博物館の魅力のひとつでしょう。行くたびに新しい発見が得られそうです。

f:id:oh_ocean:20190310181224j:plainほ~こういう風に進化してきたのかと、詳しく分かりやすい説明が書かれています。

f:id:oh_ocean:20190310184208j:plainときには映像を並べ、生き物たちのリアルな動きや鳴き声を展示しています。

f:id:oh_ocean:20190310181522j:plain昆虫エリアでは、様々な角度が見られるよう工夫されていました。

f:id:oh_ocean:20190310181553j:plain3階には、神奈川の自然を考える展示スペースもあります。

f:id:oh_ocean:20190310181543j:plain神奈川にもこんな生き物がいたのかと、思いを馳せてしまいます。

f:id:oh_ocean:20190310180826j:plainふだん何気なく目にする植物も。すべての植物には名前があります。

f:id:oh_ocean:20190310180907j:plainこちらも3階。自然との共生を考えるエリアです。展示に力が入っています。

f:id:oh_ocean:20190310181646j:plainなんてことないように見えて、これはすごい展示。自然界のバランスは大事なのだなぁ。

f:id:oh_ocean:20190310180915j:plainいま、地球で何が起こっているのか。温暖化、海水温上昇など、深刻な問題がわかりやすく解説されています。

f:id:oh_ocean:20190310180923j:plainそして「ジャンボブック」エリア。博物館標本が、巨大な百科事典となって展示されています。

f:id:oh_ocean:20190310181702j:plainでかっ

f:id:oh_ocean:20190310180932j:plainこちらは2階にあるミュージアムライブラリー。地球博物館、中学生以下は無料なので、夏休みなどに通い詰めたいところですね!

f:id:oh_ocean:20190310180938j:plain最新の専門雑誌もこのとおり。充実度は◎です!

まとめ:海をもっと知るために、地球を通して新たな発見を見つけられる壮大な博物館!

展示の時間軸、サイズ感がとにかく壮大で見ているだけでも飽きることがありませんでした。展示スペースのほかにミュージアムライブラリーなどのエリアもあって、興味深い本をたくさん手にとることもできます。

3階にはお弁当を持っていって食べられるラウンジもありますし、お手頃価格で食べられるレストランもあります。

できれば一日、時間をかけてじっくり見たい、そんな博物館です。

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この記事を書いた人

大橋哲郎 / 海と人をつなげる編集者
大橋哲郎 / 海と人をつなげる編集者OH! OCEAN 編集長
海をキレイにしたくて、ライティングやWebディレクションやコンテンツ制作をしています。
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