壮大なスケール感を目で感じ、あらゆる観点から海を知れる、文字通り「海の教室」がありました。

科学的にも神話的にも、海はすべての生命の源です。 母なる海に、人々は知らず知らずに

惹かれます。 本書では、あらゆる観点から「海」に光を当て、 その大いなる謎を解き明かす小さなヒントを提供しています。 みなさんが知らなかった意外な海の側面を知って 新しい視点で海に出かけて、海を眺めてみてください。 きっと、すばらしい発見ができるはずです。

(「はじめに」より)

海が青い理由を20文字で答えてください

「海はどうして青いの?」「海底からどれくらいの石油を掘っているの?」「海が有名な文学作品は?」これらにさらっと答えることは出来ますか? 海の関連する領域は果てしなく広いため、簡潔に答えられる内容もあれば「ん?」と考えたこともない観点もあるのではないでしょうか。

筆者の場合、海の色に関しては答えられますが、石油に関しては無知、文学作品はリュック・ベッソン監督の「グラン・ブルー」以外はすぐに出てこない。そんな感じでした。

あらゆる観点から分かりやすく海を紹介

この本の中で書かれているのは、海の存在、壮大な歴史、海があることによる生物の進化、私達への影響など、文字通りありとあらゆる観点で書かれています。先に書いた石油の採掘量は知らなかったので目から鱗でした。 特筆したいのは気持ちのいい写真と壮大な質問が見事にマッチしていること。スケールの大きい質問がとてもわかり易く書かれているので、テンポよく読み進めていくことができます。見開きで大きく見せている写真はどれもこだわって選ばれており、引き込まれいくような気持ち良さを感じました。

興味の幅を広げるきっかけにも、気分転換にも

自分が知っていることの範囲をもっと広げたいと思ったら、きっかけの一つとして手に取りたい一冊と感じました。主題を一つに絞っておらず幅広くカバーしているので、その時々の興味のベクトルで頭に入ってくる内容も変わってくるでしょう。また、スキマ時間に写真を数分眺めるだけでもいい気分転換になります。手元に置いておきたい、何度でも読み返したくなる本です。