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「紙の新聞から電子版に変えたら、海に配慮できるのでは?」
と思い、紙の新聞から電子版への移行を検討してみました。
インターネットニュースは自分が興味ある内容に偏りがちですが、新聞は万人に同じ情報を提供してくれるのが魅力で、購読しています。
しかし、毎日積み上がっていく新聞紙はすごい量になっていく。家にあると何かと役立つ新聞紙ですが、ほとんどはゴミとなっています。
毎日ポストに届く紙の新聞紙は作られてから手元に届くまで、どれくらいCO2が使われているのでしょうか?
実際、新聞紙はどのくらいのCO2が使われるのか
総務省によると、1kg当たりの新聞紙をつくるためには1.28kgのCO2が使われ、新聞紙製造のためのCO2排出量は、下の資料によると、年間 1.28×3,891,185=4,980,716tに及ぶそうです。
このほかにも、以下のようなところでCO2が排出されていますね。
- 工場から販売店までの運搬
- 販売店から個人への配達
- 古紙回収するための運搬
- 回収先から各リサイクルメーカーへの運搬
ざっくり書いただけでも、製造からリサイクルまでのあらゆる工程でCO2が発生していることが分かります。
新聞ゴミの量を個人宅レベルで考えてみる
新聞紙が個々のお宅でどのくらい溜まるのかを考えてみました。
朝の新聞を40ページ/190g、夕刊をその半分とすると、(190g(朝)+95g(夕) )☓30日☓12ヶ月=102,600g
年間およそ100kgの新聞紙が各個人宅へ送られているのです。
新聞一部(40ページ)の重さは約190グラム(引用:朝日新聞デジタルことばマガジン)
折込チラシも含めるともっと多くなる。古紙回収でリサイクルされるとはいえ、元の量を削減すれば、CO2の削減に大きく貢献できそうです!
電子版に切り替えてCO2削減!
というわけで、早速電子版に切り替えました。
新聞紙1kg当たり1.28kgのCO2が使われていると考えると、年間100kgの新聞紙を節約=年間128kgのCO2量を減らすことに貢献できたということになりますね。
これはすごい!
電子版に移行しての感想はというと、初日以外は特に違和感なく切り替えられました。スマホは毎日触れているので操作自体に抵抗はありませんでしたし、紙の新聞に毎日触れていたので新聞を読む習慣はこれで継続できると思いました。
紙に触れながら新聞を読むのは好きでしたが、CO2が抑えられるなら、背に腹は代えられません。
紙の新聞 → 電子版の新聞。
始めやすい海へ配慮したアクションになるので、電子版新聞生活、おすすめです。
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